はじめに
日々の歯磨きに加えてフロスやマウスウォッシュを使っていますか?実は、歯ブラシだけでは歯の隙間や歯ぐきの奥にある汚れは取りきれません。
特に男性に多い「歯周病」や「口臭」は、歯磨きだけでは予防しきれないケースがほとんどです。
今回は「フロス 使い方」「マウスウォッシュ 効果」「歯周病 予防」をキーワードに、歯周病や口臭対策として重要なフロスとマウスウォッシュの正しい使い方と、日々のオーラルケアで意識すべきポイントをわかりやすく解説します。
歯周病とは?
歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまったプラーク(歯垢)によって起こる慢性的な炎症性疾患です。進行すると歯ぐきが腫れたり、出血したり、最悪の場合は歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病の主な原因
- プラーク(歯垢)の蓄積
- 歯と歯の間や歯ぐきの奥の磨き残し
- 喫煙やストレス、生活習慣の乱れ
- 口腔内の乾燥や加齢
つまり、歯磨きだけでは予防しきれないリスクがあるため、補助的なケアが必要なのです。
フロスの使い方と効果
役割・活用
フロス(デンタルフロス)は、歯と歯の間の汚れやプラークを取り除くアイテムです。歯ブラシでは届きにくい「歯間部」のケアに最適で、歯周病や虫歯、口臭の予防に効果的です。
正しい使い方
- 30〜40cmほどフロスをカットし、両手の中指に巻きつけます。
- 親指と人差し指でフロスを持ち、ピンと張った状態で歯と歯の間にゆっくり挿入します。
- 歯の側面に沿わせるように「C字型」で動かしながら上下にスライドさせてプラークを除去。
- 毎回、きれいな部分に変えながら全ての歯間をケアします。
おすすめフロス
- リーチ デンタルフロス ワックスタイプ(滑りやすく初心者でも使いやすい)
- クリニカ アドバンテージ デンタルフロスY字タイプ(奥歯も簡単に届く)
マウスウォッシュの効果と使い方
役割・活用
マウスウォッシュは、口腔内の殺菌・消臭を目的とした液体タイプのオーラルケアアイテムです。歯磨きでは届かない口腔全体をカバーでき、口臭予防や歯周病の補助ケアとして活用されます。
種類の違い
- 洗口液:口臭予防や爽快感を重視。日中のケアにおすすめ。
- 液体歯磨き:ブラッシングと併用するタイプ。殺菌力が強めで歯周病予防に向いている。
正しい使い方
- 商品の用量を守ってコップに注ぎます。
- 口に含み、20〜30秒ほどぶくぶくと強めにすすぎます。
- 吐き出して、水ですすがずにそのまま口に残すと効果的(洗口液の場合)
おすすめマウスウォッシュ
- リステリン トータルケアゼロ+(アルコールフリーで刺激が少なく歯周病予防に最適)
- NONIO マウスウォッシュ クリアハーブミント(口臭ケアに優れ、爽快感が持続)
歯磨き+αのケアが歯周病を防ぐ
歯ブラシだけでは口内全体の60%ほどしか清掃できないとされています。そのため、フロスやマウスウォッシュを組み合わせることで、初めて歯周病予防に効果的なオーラルケアが完成します。
日々のオーラルケア習慣
- 朝晩2回の歯磨き(最低2分以上)
- 毎日1回のフロス使用
- マウスウォッシュは朝晩または外出前後に活用
- 歯科検診は半年に1回が理想
まとめ
フロスとマウスウォッシュは、歯磨きではカバーできない部分を補完する重要なアイテムです。
それぞれの役割を理解し、正しく使い分けることで、歯周病や口臭を効果的に防ぐことができます。清潔で健康的な口内環境を目指して、今日からケアを見直してみましょう!
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